刀剣乱舞の映画について(刀剣男子は画面の中にいて欲しい)

 映画を観てきました。刀剣乱舞という映画です。
 そしてやっぱり私は2.5次元への寛容が難しいという自己分析が捗りました。
 いやでも友だちの手前、決して言葉にはしないよ!
 初日観に行ったしね! お金を落としたい推しに(二次元の)!
 でもなあ。
 やっぱり私には最初はちょっと戦国もの映画か総集編の大河かな? みたいな映画の雰囲気が刀剣男子とか出てきちゃったあたりからもう、何かわりとお金かけた特撮っぽくなったのが。いやむしろ特撮は特撮だから最高なのであって、刀剣乱舞は特撮ではないから下手に特撮っぽくなるの止めて欲しいというか。
 特撮の良さが何もないのに下手に二次をリアルに寄ろうとして失敗してしまった感じを覚えてしまって、うーん。
 なんだろう、俳優さんたちの演技がちょっと勿体ないのはもちろんなんだけど、滑舌とかもそうなんだけど、何か無理にキャラクターに寄せようとしている感じで気になった。舞台だと無駄な動きが多いとか足運びが雑なのは置いといて、あまりキャラクター寄せとかは気にならなかったんだけどなあ。不思議。
 やっぱり刀剣男子は二次元にいて画面から出てこないで欲しいなあ。
 むしろ画面から出て来るなら完全に刀でいて欲しい。
 まだ刀そのものの真剣になった彼らを扱う審神者が戦う乱世ものの方が観たい。
 正直むしろ実写映画にするならそうして欲しかった、な。